Illustratorで作成「シルク印刷」レーベルデータ作成ガイド

Adobe Illustrator を使用し、データ作成をされる場合は下記入稿規定に沿ってデータ作成してください。
Illustrator のバージョンはCCまで対応しています。

Illustrator データ入稿規定

イラストレータ入稿規定をデザイン作業前にご確認ください。

デザイン作業を行う前にテクニカルガイド内のIllustrator データ作成注意点をご確認ください。
テンプレートにも同じ内容の注意点が書かれおりますが、一度目を通してください。

ジャケットテンプレートのチェックポイントをご確認ください。

  • チェックポイント1: 必ず記入蘭に記入、選択をしてください。
  • チェックポイント2: テンプレートは内径23用と46mm用がありますのでご注意ください。
  • チェックポイント3: 画像(背景)を使用される場合は、必ず塗り足しを1~2mm作成してください。
  • チェックポイント4: 白地エリアのアートボードサイズは絶対に変更しないでください。

Illustratorシルク印刷デザイン作業前に準備

弊社レーベル – シルク印刷用テンプレートをIllustratorで開いてください。
デザイン作業前に必ず「スウォッチ」と「レイヤーパネル」を表示してください。
表示されていない場合は、ウィンドウから「スウォッチ」にチェックを入れ「スウォッチ」パネルを表示してください。「レイヤー」が表示されていない場合も、ウィンドウから「レイヤー」にチェックを入れレイヤーパネルを表示してください。

スウォッチから色を選んで着色してください

シルク印刷用テンプレートには、予め使用することの出来る色がスウォッチ内に含まれています。
※シルク印刷で使用される色は必ずスウォッチ内からご選択ください。
1レイヤーにつき1 色選んで着色してください。

※※※重要事項※※※
盤面印刷のシルク印刷は3色までです。(白を含みます)
シルク4色、金、銀、メタリックなどは別途料金が必要です。
スウォッチの表示は、「サムネール」と「リスト」の2 種類があります。色を選択しやすい方に切り替えて着色してください。盤面色を選択する時は、リスト表示の方が間違いなく選択できます。

シルク印刷用テンプレートのレイヤー説明

シルク印刷用テンプレートを開くと、レイヤーパネルにカラー1 からカラー4 までのレイヤーが既に作成されています。シルク1 色でデザインを作成される場合は、「カラー1」のレイヤーを使用しデザインしてください。また、シルク2 色でデザインを作成される場合は、「カラー1」と「カラー2」のレイヤーを使用しデザインしてください。3 色、4 色の場合も同じ使用方法です。

下記は「2 色」でデザインを行う場合の参考事例です。
注意点:弊社ではシルク1 ~ 3 色までで作成される事をお勧めしております。
色数が多いと版ズレが発生し、仕上りが悪くなります。工場の版ズレ許容範囲は0.3mm となります。

盤面の色を活かしたデザインを行う場合の注意点

盤面の色を見せたい部分には必ず、スウォッチから「盤面色1」又は「盤面色2」を選択し着色してください。盤面色1 はグレーで、盤面色2 は白色です。モニタで見やすく確認しやすい方を選んでご使用ください。
※作業のミスに繋がる場合がありますので、「盤面色1」と「盤面色2」の両方を使うのはご遠慮ください。

シルク印刷で画像を使用する場合の注意事点

印刷で画像を使用される場合、画像をグレースケール又は、モノクロ2諧調に変換してくださいカラー画像をモノクロにすると、色が薄くなりますので、コントラスト等で調整してください。
※シルク印刷は100%以外網点になりますのでご注意ください。

画像の色指定方法
画像を「グレースケール」又は「モノクロ2 諧調に色変換し、テンプレートへ配置してください。
必ず配置後に、何色で印刷を行うか色指示を入れてください。色指示は下記例を参考にしてください。

デザイン作業が終わったら ①文字のアウトライン化と確認

デザイン作業が終わったら文字(フォント)を全てアウトライン化する必要があります。
アウトライン化の方法が解らない場合はこちらをご確認ください。
アウトラインされていない文字を簡単に探す手順を下記にてご説明いたします。

  1. デザインレイヤーにロックが掛かっていたらロックを解除してください。
  2. 「オブジェクト」から「全てをロック解除」を選択してください。
    ロック解除が選択出来ない場合は、②に手順は必要ありません。
  3. 「選択」から「すべてを選択」を選択します。
    ショートカット「Ctrl+A」>>MacOS の場合は「コマンド+A」
  4. 「選択」から「オブジェクト」→「テキストオブジェクト」を選択します。
  5. ④の手順後に画面上でテキストオブジェクトが選択された場合、選択された文字はアウトライン化されていませんので、アウトライン化作業を行ってください。

デザイン作業が終わったら ②配置画像の埋め込みと確認

デザイン作業が終わったら画像を全て埋め込み処理する必要があります。
画像の埋め込み処理の方法が解らない場合はこちらをご確認ください。
埋め込み処理されていない画像を簡単に探す手順を下記にてご説明いたします。

  1. 「ウインドウ」から「リンク」にチェックを入れて「リンクパネル」を表示してください。
  2. リンクパネルに使用された画像が表示されます。
    画像の右にマークが表示されているかご確認ください。
  3. ②の手順でマークが表示されていなければ画像は埋め込み処理が終わっておりませんので、埋め込み処理を行ってください。

入稿用にファイルの整理

データご入稿は「Illustrator ファイルのみ」でお願い致します。
ご使用された画像は上記手順にて埋め込み処理をされておりますので必要ありません。
フォルダ名を「品番」にし、印刷に必要なIllustrator ファイルのみがある状態にしてください。